半永久的と考えられていたコンクリート建造物も、使用材料の変化、環境の変化に伴い、様々な劣化現象が目立つようになって来ました。とりわけ、コンクリートのひび割れは、水や排気ガスなどの侵入路となり、漏水・鉄筋腐食・中性化などを引き起こし、建造物全体に致命的なダメージを与えます。
また、浮きの発生は、外装材を破損し、防水上・美観上に多大な損害を与えると共に、落下による安全上の問題を引き起こします。
補修工事は、これらの問題を修復し、コンクリート建造物をより永く維持させるための、最も効率的で、大切なものです。